婚約指輪・結婚指輪
エタニティ(ハーフエタニティ)リングを婚約指輪・結婚指輪に
同カット・同サイズのメレダイヤ(小さなダイヤ)を、外周をぐるりと囲うように留めたリングを「エタニティリング」と言います。
「エタニティ」とは英語で「永遠(eternity)」を意味し、途切れることなくダイヤモンドが並んでいることから「永遠の愛の象徴」と言われています。
もともとは結婚記念日やお子様が生まれた記念などに夫から妻へ贈るものでしたが、最近では普段使いできる婚約指輪(エンゲージリング)として、またはちょっと豪華な結婚指輪(マリッジリング)としても人気を集めています。
また、「ハーフエタニティリング」とは、リングの半周から3分の1周程度にダイヤが留められたもの。ダイヤが全周に留まっているタイプはこれと区別して「フルエタニティリング」と呼ぶこともあります。
エタニティリングだからこそ、ダイヤにもこだわりを
婚約指輪や結婚指輪としてエタニティリングを選んだ場合、ダイヤモンドを留めるのが一般的です。
0.1ct(=約3.0mm)以下の小さなダイヤモンドのことを「メレダイヤ」と言います。このメレダイヤをエタニティリングに使用することが多いです。
エタニティリングを最大限に輝かせるためには、メレダイヤの質が非常に重要になります。
高品質なダイヤモンドを専用のスコープで見ると、表面に矢の模様・裏面にハートが浮かび上がります。これは「ハート&キューピッド(H&C)」と呼ばれ、優れたカットの証になります。
婚約指輪のセンターにハートとキューピッドが映るダイヤを留めるのは一般的ですが、小さなメレダイヤでさえもH&Cの高品質なものを厳選して、通常よりもキラキラ輝くエタニティリングをつくるお店もあります。
また、H&Cには「女性のハートを射止める」という意味もあり、まさにブライダルにふさわしい品質といえるでしょう。
メリットとデメリット
フルエタニティリングとハーフエタニティリング、それぞれのメリットとデメリットについてご紹介しましょう。
まずフルエタニティですが、どの角度からでもキラキラした小さなダイヤが見えるため、豪華で美しい存在感を放つメリットがあります。
また、指輪がクルクル回ってしまっても気にならないという利点もあります。
デメリットとしては、やはりメレダイヤ(小さなダイヤ)の数が多くなる分高価になり、デザイン的に後々のサイズ直しが難しくなることが挙げられます。
ハーフエタニティのメリットは、フルエタニティに比べてメレダイヤの数が少ない分安価になり、ダイヤが留まっていない部分を利用して容易にサイズ直しができます。
しかし、メレダイヤが留まっている部分はリングの半周分なので、指輪がクルクル回りやすい方は、こまめに向きを直す必要があります。
永遠の愛の象徴であるエタニティリング。ぜひ婚約指輪、結婚指輪の候補の一つとして、検討してみてはいかがでしょうか。