一生に一度、人生で一番の決断をする結婚。
この人と一緒に生きていきたい、そう思う相手に出会えたのは人生において最も大きな幸福かもしれません。
大きな決断の証に交換する結婚指輪（マリッジリング）を、どうやって決めたらいいのでしょうか。
ここでは、「結婚指輪の意味」から考える「結婚指輪の選び方」についてお話します。

ただのリングではない、豊富な種類

「結婚指輪」とは、結婚式の中で証として、新郎新婦がお互いの薬指に付けあう指輪です。
シンプルなデザインというイメージが一般的かもしれませんが、デザイン・素材・加工・宝石の種類等、幅広い種類があります。
お互いが日常的に身に着けるほぼ唯一のお揃いのものですので、単純にデザインを選ぶというより、ふたりで相談しながらどのように選んでいくのかがとても大切です。

ふたりに合った指輪選びが大切

結婚指輪には様々なデザインが用意されています。
きちんと意味や特徴を理解して、ふたりに合った結婚指輪を選びましょう。
結婚指輪の代表的なデザインの種類、意味を紹介しますので、ぜひ参考になさってください。

宝石の持つ意味

●ダイヤモンド→永遠の絆・確かなもの
ダイヤモンドは世界一硬い石と言われ、「永遠に壊れないふたりの関係」という意味で誓いを交わすカップルも多いそうです。
結婚指輪に最もよく使われる宝石です。

●ペリドット→夫婦愛・夫婦和合・友愛
●エメラルド→夫婦愛・幸福・幸運
●アメジスト→誠実・高貴・心の平和

この他にも、宝石にはそれぞれに石言葉があります。
ふたりが一生を共にする証にしたい言葉を持つ石を選ぶのも素敵ですね。

アームデザインで選ぶ = 相手への気遣い

働く男性は、シンプルなデザインを好む方が多数派。
装飾やデザインが何もないタイプをイメージしている方も多いのではないでしょうか。
ただし女性は、シンプルな中にも比較的デザインが入っているものを好む傾向があります。
シンプルでも、アーム部分の形で印象が変わる事をご存知でしょうか。
夫婦そろって一生着け続けられる、素敵なデザインが数多く存在しています。
ここでは、結婚指輪のアームデザインの種類をご紹介します。

●ストレート
スタンダードとされるストレートタイプ。
シンプルなのに存在感があり、日常的に着けやすいと人気です。

●ウェーブ
S字を描くようなカーブタイプ。
左手薬指のカーブに沿うようなラインの為、着け心地が良く、女性に特に人気です。

●V字・U字
手の甲に向かって中央が窪んだタイプ。
指が長くすらっと見え、指を細く見せる効果もあり、少し個性を出すことができます。

毎日身に付けるものだからこそ、指に合わないものは好ましくありません。
好みはもちろん、着け心地も確認しながら選びたいですね。
また自分だけではなく、相手に似合っているか、相手が満足しているかというのも大事なポイント。
相手の好みも踏まえて選ぶ、相手を気遣う気持ちこそ、結婚指輪に求められるデザインだと言えます。

メレダイヤを使った上品なデザイン

金属だけだと物足りないな、傷が目立ちそうで心配...という方におすすめなのが、メレダイヤを使用したデザイン。
0.1カラット以下の小さなダイヤモンドをアクセントで1石あしらったり、数石並べて着けると控えめな煌きが加わります。
S字カーブの一部に埋め込んだり、V字の窪み周りに埋め込んだりすると、シンプルな中に上品さを演出することが出来ます。
ダイヤに込められた「永遠の絆」という言葉を、小さなダイヤモンドでより強調することが出来るのです。

ご紹介した以外にも、結婚指輪に埋め込む石の数や内側に埋める宝石など、さまざまな部分でこだわりを出すことが可能です。
一生に一度の結婚指輪選び、意味を理解した上で、おふたりならではの意味を込めた結婚指輪を選んでみてください。

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