婚約指輪・結婚指輪

婚約指輪(エンゲージリング)は「いらない」という本心は?

婚約指輪は「いらない」という恋人の本心は?

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以前はほとんどの人が贈っていた「婚約指輪(エンゲージリング)」ですが、近年は「いらない」と主張する場合も増えているようです。
「いらない、というパートナーの本心は?」
「これから結婚するのに、本当に贈らなくてもいいの?」
そんな贈る側の疑問について、相手側のホンネをアンケートを元にひも解いてみます。

「婚約指輪はいらない」って本心?ホンネは?

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アンケートによれば、婚約指輪を実際にもらわなかった人は約3割強。
理由としては、受け取る側が「いらない」と断ったケースが1番多くあがっています。

・「結婚指輪だけで十分だったから」(31歳女性)
・「婚約指輪を使う機会が少ないだろうから」(28歳女性)
・「婚約指輪自体に必要性を感じなかった」(31歳女性)

上記のように「婚約指輪自体に必要性を感じなかった」というものが多いですが、その裏では、

「使う機会が少ない婚約指輪にお金をかけさせては申し訳ない」
「将来のためにそのお金を使った方がいいのでは」

といった、遠慮や気配り、優しさから来る気持ちも。
また「おめでた婚なので婚約指輪購入にまわすお金の余裕がなかった」
「彼が学生で無収入だったため、婚約指輪が欲しいなんてとても言えなかった」

など、結婚時の状況によって「婚約指輪が欲しい」とは言えなかった人も多いようです。
全体的な印象としては、なんだかいじらしくて切なくなるような本音ですね。

婚約指輪がないと離婚率が上がる?!

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諸事情により、お金のことを考え婚約指輪はいらないという現実的な理由とは裏腹に、婚約指輪を贈らなかったカップルは離婚率が高くなるという驚きのデータもあります。
リクルートブライダル総研が行った夫婦関係調査によると、『結婚時に行った儀式』で"離婚経験のある独身者"と"有配偶者"の大きな違いは、

1位が"挙式・披露宴自体を行っていない事"で、
2位は"婚約指輪(エンゲージリング)を購入していなかった"というデータが出ました。

式を挙げたり婚約指輪を贈ったりは確かにお金のかかることですが、一生に一度の一大事です。
「結婚」という一大イベントに情熱を注げなかったり、「婚約指輪をきちんと段取りを踏んで贈る」ということに手を抜いたりした先には・・・ということをデータが示しています。
また、そういったやりとりの中で、ふたりの絆や愛情が深まったりするものです。
婚約指輪はパートナーへ「永遠の愛を込めたプレゼント」を贈ることでもあります。
指輪そのものの大きさや値段ではなく、その気持ちや婚約指輪を贈る行為自体が、相手の心を強く掴むのです。

結局のところ「婚約指輪はもらっておけば良かった」と後悔・・・

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「婚約指輪をいらない」と言った人の大多数が「やっぱり婚約指輪をもらっておけば良かった・・・」と後悔しているそうです。

婚約指輪をもらっておけば良かったと思うシチュエーション

①結婚式に出席した時
コラム32⑤.jpg 周りの既婚の友人達は、結婚指輪と合わせて「重ね着け」をしていると気が付いてしまったら。
あの時は分からなかったけど、婚約指輪って貰ってる人の方が多いんだ、と気付いた時に、自分の左手には結婚指輪だけ・・・というのが寂しく感じるようです。

②婚約指輪の話題が出た時
コラム32⑥.jpg 例えば職場で、同僚や後輩からプロポーズや婚約の話が出て盛り上がっている場面で、話を振られた時。
「貰ってないんだよね」「欲しくなかったから見に行かなかった」なんて答えて、その場が気まずくなる、なんてことがあるかも。

③結婚生活で、高価なプレゼントを貰える機会がないと分かったとき
コラム36結納返し.jpg 一生の中で、婚約指輪程の金額のプレゼントを貰える機会はなかなかありません。
結婚してからの高価な買い物は、車やマイホームなど、"自分のため"ではなく"家族のため"へと変わっていきます。
普通の家庭であれば、上質な指輪をプレゼントしてもらうチャンスは、一生の中で「結婚」というイベント以外には、もうほとんどないでしょう。
自分の為に特別なプレゼントを貰える最後のチャンスだった!と、結婚後に気が付くパターンです。

婚約指輪を貰って良かった!と思うシチュエーション

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それでは結婚後に、婚約指輪を貰っておいて良かったと思うシチュエーションにはどんな場面があるのでしょうか。

①お出かけの時に着けると華やかさがアップ
コラム用b.jpg 記念日の食事やお祝いの席など、結婚すると華やかな席や集まりの機会が増えるもの。
その時には婚約指輪と結婚指輪を重ねて着けると、一気に華やかさが増します。
いつもと違う非日常感に、気持ちもワクワク出来そうですね。
お呼ばれの場合には、招いてくれたホスト側にも華やかに映り、「着飾って来てくれた=特別な場だと楽しみに思ってくれた」と嬉しく感じて貰えるでしょう。

②パートナーが喜んでくれる
コラム24④ (3).jpg 婚約指輪を贈る側の気持ちは、やっぱり相手に喜んで欲しいからというもの。
普段の結婚生活では大切にリングケースにしまっていても、たまのおでかけで着けると「今日は婚約指輪も着けてるんだ」なんて、婚約指輪を贈られた当時のことを思い出して、ちょっぴり照れ臭くも幸せな時間を過ごせるかも。

③資産として、将来子どもに譲ることができる
コラム32⑦.jpg 一般的な婚約指輪の素材として選ばれるプラチナもダイヤモンドも、大きな価格変動はありません。
品質の経年変化や劣化もほぼない安定している素材なので、購入時から時間が経っても安心して子供や孫に受け継ぐことが出来ます。
イギリス王室も代々受け継いだ婚約指輪を身に着けているように、ジュエリーの文化が盛んな欧米では「ビジュ―ドファミーユ(家族の宝石)」という言葉がある程、ジュエリーは受け継ぐものとして定着しています。
資産として受け継げるという点では、同額の他の物よりもコストパフォーマンスが良いと言えるかもしれないですね。

それでも、婚約指輪がなくても後悔しない人はこんなタイプ

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①サプライズやロマンチックなことが好きじゃない
とても現実主義なタイプの人は、パートナーが内緒で婚約指輪を贈っても喜ばないかもしれません。
今までの相手の様子を思い出して、しっかりと見極めてみてくださいね。

②金属アレルギーがあり、指輪だけではなくネックレスや時計といった装飾品もつけない
着けたくても着けられないタイプです。
プラチナは比較的アレルギーが起こり難いとは言われていますが、本人が金属アレルギーだと言っていた場合は、事前に検査をして問題ないことが分かってから購入する方が無難でしょう。

③はっきりと「欲しくない」と言われた
「いらないよ」ではなく、「欲しくない」と言われたかがポイントです。
「いらない」だと、前述のように色々な事情を考えた恋人が本音を押し殺している可能性があるからです。
「欲しくない」と言われた場合でも、そのまま鵜呑みにせずに理由を確認したり、贈りたい気持ちをきちんと伝えてみるのも良いでしょう。

愛は金額じゃない!低価格で買える婚約指輪も

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婚約指輪の平均相場は20~30万円台です。これは素材であるプラチナや、ダイヤモンドの品質や大きさによる価格なのですが、決して安い価格ではないですよね。
この金額が重荷になってあげたくても迷っている人や、欲しくても言えない人も多いはずです。
婚約指輪が欲しいという本音は、「高価だから欲しい」ではなく、「贈ってくれる気持ちが嬉しい」ものです。
大好きな恋人から婚約指輪をプレゼントされて嬉しくない人はいません。
もしもパートナーが「婚約指輪はいらない」と主張しても、そのホンネは別のところにあると心得ておいたほうが良いようです。
気持ちをくみ取って、あらためて話し合ってから、ふたりだけの答えを出しても遅くないと思います。
婚約指輪は「結婚」という一大イベントの、一生の記念になるものです。
ふたりで相談して納得のいく結果を導き出してくださいね。

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