婚約指輪・結婚指輪
必見!婚約指輪・結婚指輪のお返しとは
パートナーから贈られる婚約指輪(エンゲージリング)。
一般的にその相場は20万円~30万円程度ですので、決して安価なものではありません。
婚約指輪のお返しが必須かどうか、絶対的な決まりはありません。しかし実際は多くの贈られた人が、「婚約指輪のお返しをするのはマナー」「貰いっぱなしでは申し訳ない」と考えてお返しを贈るケースが多いようです。
ここでは、お返しに何を贈るかお悩みの方に、いくつか例をご紹介します。
お返しの金額って、いくらくらい?
まず婚約指輪のお返しの相場を見てみましょう。
一般的には「半返し」といって、頂いた婚約指輪の半分程度の価格のものを贈ることが多いようです。
男性からは実際の価格は教えてもらえないかもしれませんが、一般的な相場が20万円~30万円程度ですので、その半額の「10万円~15万円程度」で見ておけば良いでしょう。
婚約指輪のお返しには、何が人気?
それでは、婚約指輪のお返しに贈られているもののランキングを見ていきましょう。
1位.腕時計
毎日身に着けてもらえること、長く使えることから人気のようです。
指輪と同様に着けたときの見ためも重要ですし、好みもあるかと思うので、ふたりで一緒に選びに行くのが良いでしょう。
2位.スーツ
両家の顔合わせや食事会で着られるようなオーダースーツや、スーツで仕事をしている人には普段用でちょっと高級感のあるスーツを贈っても良いかもしれません。
こちらも採寸が必要なものなので、一緒に選びに行くと良いでしょう。
3位.財布
こちらも毎日使うものなので人気があります。
先ほどのお返しの相場であれば、十分高級ブランドのものも予算内に入るためおすすめです。
<その他>
上記以外では、ネクタイピンやカフスボタンといった装飾品や、カメラやゴルフグッズ等の趣味に応じたものを贈る方もいらっしゃるようです。
結婚費用の一部を負担するという方法
パートナーが使う個人的な物を贈ることだけがお返しではありません。
中には、身の回りの物がすでに揃っている人もいるでしょう。
そんな場合は、結婚費用の一部を負担することでお返しにする、という方法もあります。
①挙式の費用の一部を負担する
首都圏の2019年度の調査結果では、挙式・披露宴の総額平均は377.9万円だそうです。
挙式・披露宴は憧れもあり、世界観や装飾にこだわりを持っていることが多いものです。
ドレスをランクアップしたい、会場の装花はこだわりたい、写真撮影プランをランクアップしたい、等の希望がある時に、「費用を多く持つね」と相談するのも有りかもしれないですね。
②新生活の費用の一部を負担する
新生活をスタートするにあたり、意外と金額がかかるのが家具や家電等の生活用品。
これらをお返しとして購入するのもひとつです。
新婚生活のなかで「ふたりで一緒に使える」というのも他のお返しとは違って嬉しいポイントですね。
「結納返し」とは違うの?
一般的には婚約指輪は「婚約記念品」にあたり、「ふたりだけ」で交わされるものになります。
一方で結納は「家族同士」のやりとりになりますので、結納返しはご家族間で決めるべきものとなります。
また地域によっては「優美和」または「結美和」として婚約指輪を結納品に含む場合もあります。
結納のやり方や結納返しの有無などは地域や家庭によっても異なりますので、事前に地域の風習を調べたり両親と相談したりしておきましょう。
結婚指輪のお返しは?
結婚指輪については、傾向としてふたりでお金を出し合って購入するカップルが多いので、お返しは一般的ではないかもしれません。
相手が全額出した場合は、感謝の気持ちを込めてしっかりとお礼を伝えましょう。
≪関連記事≫ 結婚指輪は男性、女性どちらが支払うもの?
結婚指輪をお返しとして購入する
婚約指輪のお返しに、結婚指輪を購入する場合もあるようです。
結婚指輪の相場から考えても、金額的にも丁度よいかもしれませんね。
まとめ
今回は、婚約指輪と結婚指輪のお返しについて見てみました。
様々な方法や物があることが分かりましたね。
お返し目当てで指輪を贈る人はいないかと思いますが、聞いてあげないとお返しの話はし難い場合が多いようです。
指輪を貰ったら心からの感謝の気持ちを伝え、どのようなお返しがベストなのかカップルでしっかりと相談することが大事ですね。