プロポーズとともに婚約指輪を贈られることは、女性の憧れのひとつ。
一生に一度のプレゼントですので、慎重に選択する必要があります。
購入するブランドの選択肢だけでも「海外ブランド」「国内ブライダルジュエリー専門店」「国内アクセサリーブランド」があります。
リングの作成方法をとっても、「サイズ変更や刻印の打刻のみを承る既製品」「デザインとダイヤをそれぞれ選んで受注生産するセミオーダー」「一からデザインを起こして自分の為だけに作成してもらうフルオーダー」と、様々な方法があります。

「ゼクシィ結婚トレンド調査 2019」によると、婚約指輪を購入された内、
・既製品の婚約指輪・・・54％
・セミオーダーの婚約指輪・・・38％
・フルオーダーの婚約指輪・・・8％
という結果となっているようです。

ここでは、オーダーメイドの婚約指輪について詳しく見ていきましょう。

オーダーメイドの種類

オーダーメイドは「フルオーダー」と「セミオーダー」の2つに分類されます。
作成の工程や特徴が大きく変わるため、自分たちの要望に合ったものを選ぶと良いでしょう。

「フルオーダー」
すべてを自分のイメージ通りに作れることが魅力のフルオーダーは、まずカウンセリングからスタートします。
好みやファッション、着用シーンを想定して、スタッフとイメージを共有。
ジュエリーデザイナーがデザインを描いて、お客様にとって理想的な婚約指輪に近づけていきます。
リングの素材や宝石の大きさ、配置はもちろん、指の形まで個人に合わせて作ることができるので、「デザインから世界でただひとつ」を目指すならばフルオーダーがおすすめです。
ただ金額がどうしても高額になる点と、仕上がるまで完成品を事前に確かめることが出来ない点が、場合によってはデメリットとなる可能性もあります。

「セミオーダー」
フルオーダーと既製品の中間とも言えるセミオーダー。
その特徴は、「デザインとダイヤモンドを自由にセレクトして、一から作る受注品」であることでしょう。

セミオーダーの大体の流れとしては、
１、デザインサンプルから婚約指輪のデザインを選ぶ
２、ダイヤモンドを選ぶ
３、刻印やアレンジやサイズを決める
４、選んだダイヤモンドを使って、オーダー通りに一から婚約指輪を作成する
５、完成

このような流れです。
大体1時間から2時間程度の時間を見ておくと良いでしょう。

セミオーダーの婚約指輪の魅力

それでは、セミオーダーで婚約指輪を作成する魅力についてご紹介いたします。
①オリジナリティのあるオンリーワンの婚約指輪の作成が可能
フルオーダーほどではないにせよ、かなり自由度の高いオーダーが可能です。
数多くのベースのデザインが用意されており、好きなリングに好みのアレンジを組み合わせることで、オリジナリティのあるオンリーワンの婚約指輪の作成が可能です。

②ダイヤモンドを自分でセレクトできる
婚約指輪の主役である、輝くセンターダイヤモンド。
既製品だとカラットやグレードを自由に選ぶことは出来ないですが、セミオーダーだと数多くの中から好みのグレードやご予算に応じてチョイスできる点も大きな魅力でしょう。

③フルオーダーに比べ安価である
オーダー品というと高価なイメージがあるかもしれませんが、ブライダルジュエリーのセミオーダーであれば、婚約指輪のごく一般的な価格で作成が可能です。
むしろ予算に合わせて、好きなデザインとダイヤを組み合わせることが出来るので、結婚準備で様々な出費のあるカップルにとっては心強いでしょう。

④自分の為だけに仕立てられたジュエリーになる
フルオーダーにも共通することですが、注文を受けてから作成する受注生産の為、自分が完成品を初めて指に通すことが出来るという特権も魅力です。
既製品だと、なかなかこうはいきません。
婚約指輪という特別なアイテムだからこそ、「デザインもダイヤを自分の好みがつまった、世界にひとつだけの自分の為のジュエリー」という特別な魅力があるのではないでしょうか。

セミオーダーの注意点って？

セミオーダーの場合、注文から完成までの納期に注意が必要です。
注文を受けてから、職人が一から手造りするのがセミオーダーの婚約指輪です。
その為ショップによりますが、3週間から9週間程度の納期がかかることが一般的です。
手元に欲しいタイミングから逆算して、計画的にショップに行きたいですね。

まとめ

オーダーメイドと既製品、どちらにも魅力があり、一口にどちらが良いとは言えません。
しかし世界でひとつ、人生で1回だけの婚約指輪に関して言うのならば、セミオーダーやオーダーメイドで心から満足出来る婚約指輪を作成してみてはいかがでしょうか。

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